第24回受賞作品

最優秀賞

『べこっこ こっこ』 堀口 ティモコ

ガッシュ、色鉛筆、パステル

  

「いたいた!あたしのべこっこだ!ことしも あたしが せわしてやっぞ!」こっこちゃんはべこの「べこっこ」が、かわいくてしようがありません。こっこちゃんが毎年1人で行っている田舎では牛のことを「べこ」と呼んでいます。こっこちゃんが角を触ろうとすると、嫌がるべこっこ。「あたしのこと わすれちゃったかな」たくさんの愛情をかけて思い出してもらおうと奮闘します。でもそのべこは【こっこちゃんのべこっこ】ではなかった!?こっこちゃんとべこっこのひと夏の出来事。


優秀賞

『くまのミシン』 伊藤 明花

紙(切り絵)

 

くまのかあさんは、ミシンがだいのおとくい。やさしいくまのかあさんは、みんなのために ミシンで なんでもつくります。 おちばも おがわも おほしさまも とてもすてきなものにかわります。
くまのかあさんは、いったいなにをつくったの
でしょうか。


優秀賞

『チョコちゃん』 なかむら かおり

不透明水彩、ペン、色鉛筆

 

チョコちゃんは、チョコレートのくにのこどもです。このくにのこどもたちは、おおきくなるときに、すきなチョコレートのおかしにへんしんします。おとなりのおねえさんがケーキになったのをみて、チョコちゃんもおおきくなったらなにになるか、かんがえたくなりました。いろんなチョコレートに、はなしをききにいくチョコちゃん。どんなであいがまっているでしょうか。


入選

『カラスはカラスだけではない』 趙 一安

水彩、アクリル絵の具

 

「私」は雪の道を歩いている。亡くなった祖父に対し距離を感じ、無関心だった「私」。目の前に現れたカラスと、祖父が若かりし頃に出会った伝説のカラスの姿を重ね、あらためて祖父との記憶をたぐろうとする。現在と過去。ふたつの世界をカラスがつないでいく。


入選

『ちいさいねずみ』 もち山 あやこ

不透明水彩、鉛筆、水彩紙

 

とてもやさしい ちいさいねずみ。そんなねずみは いつも ガムをかみます。あるひ ねずみは、いつものように ガムをかみました。もぐもぐ、ぷーっ、もこっ、にょきっ、むくむく、むくむく?! そこに あらわれたのは、フーセンガムの ガムにんげん! やさしくて ちいさい ねずみから うまれた、ガムにんげん。
みなさん
 どうか そうぞうしてみてくださいね。


入選

『なわとびにんじゃ』 杉原 やす

水彩絵具

 

なわとびにんじゃの とびまるは、なわとびが大好きで大とくい! だけど しゅりけんは からっきし。ある日、「おれさまが  しょうぶしてやろう!」と、かげとらぐんだんが やってきた。
なわとびいっぽんで、さぁ 
どうする とびまる!?

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